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BC雑感

サンタアニタの芝コースを観るとどうしてもシンボリルドルフを思い出してしまう。5歳(現表記)春にサンルイレイSへ出走した皇帝は、しかしダートを横切る際に左前脚に故障を発症したとされ、これが最後のレースになったのだった。

トレイルブレイザーと武豊はその変則コースで行われたBCターフで、惜しいレースを見せた。縦長となった隊列の5番手に位置し、3コーナー過ぎから位置取りを上げて直線に向く時点では先頭に並ぶ勢い。最後は脚色が鈍って4着に終わったが、*シャレータやTreasure Beachらには先着しているのだから、力は発揮した結果と評価すべきであろうか。マイル通過が1分35秒23で勝ちタイムが2分22秒83、相変わらず時計が出る馬場だ。

最も注目していたBCマイルは、Wise Danが栗毛を陽光に輝かせて圧巻の勝利。元々はダートもAWも走れるオールマイティとして鳴らしていたが、今年になって芝で本領を発揮し、前走ウッドバインマイルに続いてのG1連勝となった。ネット上で見かけた「Frankelより強いぜ」的なアメリカのファンのコメントはまあ言い過ぎだとしても。昨年のベルモントS以来となるAnimal Kingdomが地力を見せて2着、Frankelの後塵を拝し続けた悲運の名馬Excelebrationは、コースレコードが掲示されたスピードに戸惑ったのか4着に終わっている。Wise Danの父は*ヘネシー産駒のマイナー種牡馬Wiseman’s Ferry。

3歳有力馬が次々と戦線離脱するなどやや小粒なメンバーとなってしまったBCクラシックは、E Dubai産駒のFort Larnedが、Mucho Macho Manの追撃を凌ぎ切っての勝利。淀みのない流れで余力をなくした馬たちが脱落していくという、いかにも北米ダートらしいレースになった。

レースカテゴリが細分化しすぎてすべてをチェックしたわけではないが、日本関連では*エンパイアメーカー産駒のRoyal Deltaがレディスクラシックを連覇したくらいか。

その他珍しいところではマラソンでアルゼンチンからの遠征馬Calidoscopioが勝利。同レースにはペルー産馬でAlycidonの直父系というAlmudenaも出走していたが、10着に終わっている。

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