馬*海外

蝶が羽ばたく日

今年の凱旋門賞は、JRAによる初の海外競馬の馬券発売という一つのエポックとなった。

人気の盲点ではとFoundの単複を仕込んだ私は記念すべきレースを的中させることができたが、それは一方で日本から挑戦したマカヒキの敗北を意味していた。

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ピエレットはそっと微笑んだ(4)

さて、オートポリスアートミュージアムから消えた“ピエレットの婚礼”はどこへ行ったのか。鶴巻氏が“ピエレットの婚礼”に巨額の資金を投じたころにはすでに資金繰りに余裕はなくなっており、ノンバンクのアイチ社長・森下安道が不足分を賄ったのは知られた話だ。

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ピエレットはそっと微笑んだ(3)

さて、問題の“ピエレットの婚礼”が落札された1989年11月には、もう一つピカソの絵画がニューヨークでオークションに出品された。

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ピエレットはそっと微笑んだ(2)

ところで鶴巻氏を語るとき、欠かすことができないエピソードのひとつが“ピエレットの婚礼”の落札であろう。A.P.Indy落札の前年、1989年11月にオークションに掛けられた“ピエレットの婚礼”は、奇才パブロ・ピカソが若き日に描いた作品。長い間その行方が知れなかった名画が忽然とその姿を現したのだから、好事家たちが色めき立ったのは無理もない。

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ピエレットはそっと微笑んだ(1)

その勝利を、キャンバスの中で物憂げな表情を湛えたピエレットは、どこで観ていたのだろうか。どんな気持ちで観ていたのだろうか。

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本物の輝き

日本調教馬の海外遠征史でも異彩を放っているのは、1967年にブラジルに遠征しサンパウロ大賞典を走ったハマテッソだろう(結果は11着)。今では当たり前のように行われるヨーロッパ遠征は、平地馬としては69年のスピードシンボリが初めてであり、ハマテッソはそれに先駆けて遥か南米で蹄跡を残したわけである。騎乗した中神輝一郎騎手が帰路に姿を消すという怪事件のオマケ付きだった。

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凱旋門雑感’14

フジの中継を観ただけなので細かい分析は全然出来ていないが、このレースくらいは回顧的なモノを書いておかないと、このままフェイドアウトしそうなので。

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取りこぼす感

麗らかな陽光に誘われて、目白庭園→自由学園明日館→染井霊園と、少し早めのお花見散策に行ってきた。まだ三分咲きとはいえ、何れも宴会客がいないほのぼのとした空気の中で過ごせたのは何より。締めくくりに猫と遊ぼうと足を伸ばした鶯谷の「ねこまる茶房」が臨時休店だったのは残念だったけれど。

帰宅して電王戦と競馬の結果を確認し、ざっとこの1週間の海外競馬ニュースをチェックしていたら、Bertrandoが死亡した事を知る。

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三重奏

「ついに」や「やっと」という表現がこれほどに嵌る勝利というのも、なかなかあるものではないだろう。

Orbが泥んこ馬場での消耗戦となったケンタッキーダービーを勝利し、ついに、やっと、フィップス一族に薔薇のレイをもたらしたのである。

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様々なフレーヴァー

土曜中山の芝2200未勝利戦を、積極策から押し切ったのはビアンカシェボン。父フジキセキ×母ミルズウィスパーの牝馬である。

同馬は2年前のセレクトセールにおいて3100万円の値がついた。落札したのはオーストラリア人実業家のP.S.スライ氏で、当時は自国で走らせるのかとも推測されたが、同氏は2012年に「本邦外居住者個人馬主」の資格を取得。ノーザンファームで育成され、美浦の木村哲也厩舎からデビューすることとなった。落札時にエージェントが「スライ氏にオークス馬を買った」とコメントしていて、オークスへの出走が実現するかどうかはともかく、中距離で良い味を出しそうなレースぶりではあった。

スライ氏は母国でもオーストラリアンギニーなどG1を4勝した名牝*モシーンなどを所有している。ちなみに*モシーンはその後ノーザンファームの吉田勝己氏が50%の権利を所有し、先日日本に輸入されている。報道が正しければ、今春はディープインパクトを交配することになるようだ。

一方、アメリカでも3冠に向けて各地での前哨戦が始まっている。カリフォルニアのゴールデンゲートフィールズ競馬場で行われたエル・カミーノ・ダービーを勝ったDice Flavor(ダイスフレーバー)は、昨年5月のバレッツセールでにおいて10万ドルで落札されていて、落札者はOda Nobuo氏という人物。おそらく日本でも南関東を中心に競走馬を所有し、「フレーバー」という冠名を用いている尾田信夫氏と推察される。

尾田氏は全国に「カルディコーヒー」を展開している株式会社キャメル珈琲の社長だろう。最初に所有した馬の名がカルディナであり、その後もフレーバーという冠や食べ物の名前を馬名に用いている。

Dice Flaverは父がScat Daddyで母父が*アフリート。母系はDance SmartlyやSky Classic、*スキャターザゴールド、最近では*ラヴェリータなどが出るカナダの名門である。チャーチルダウンズのダービーまでたどり着けるのか、これからが闘いの本番になる。

(*モシーンが既に輸入されていることがわかったため、一部記事を訂正しました)

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